LA VIE EN ( ラヴィアン・牛久) | 日記 | 新しい椅子

6番7番テーブルに
新しい椅子を入れた。
真っ赤な椅子は
我がラヴィに前からあるように収まり
お客様に座って頂くのを待っている。
ほかのボックス席も
順に替えていく予定だ。

古い椅子、お疲れ様。
たくさんのお客様が座ってくださり
たくさんの思い出を作ってくれた。

一番古いのは、実は35年前のものだ
頑張ってくれた椅子に、
心の中で感謝だ。

昨日は、お客様のNさんが
ラヴィの厨房にある包丁を
全部砥いでくださった。
自宅から砥石を持参し、
黙々と磨き上げてくださった。

Nさんは
オープン当初からのお客様で
自分が最も信頼するお客様のひとりだ。

少し
歳をとったNさんの背中は
真剣に刃を砥ぐ。
自分は、上下するその背中に
少し胸が熱くなってしまった。
Nさんがいたから、
たくさんのお客様がいたから、
今までやってこられた。
口に出しては言えないけど…

Nさん、感謝の気持ちしかありません。
からだ、大事にしてくださいね。
ずっと一緒に呑みたいですから。

それから帰り際、
お客様のSさんが
なんと！この拙い日記を
ぜんぶ読んでくださっていることがわかり！
自分は恥ずかしいような
嬉しいような
ムズムズした気持ちになった(^ ^)
Sさん、ありがとうございます。
次回は焼酎ボトルを一本
サービスさせてください。